“選ぶ”
“What’s next” - Through Football
大学が終わり、日本に帰国するまでの経緯を綴りました。
この期間を経て、現在イタリアに滞在しているのですが、個人的にはまだ消化しきれていない部分もありますので、まずは全体的なお話をしていきます。
まとめ。
結果から言えば、帰国後活動していた約2年間は充実したものでした。
“日本”を知る。
その点で土地も食事も人も仕事も「0」だった僕には、真新しく、新鮮で楽しい経験が積めた期間でした。
日本に居たからこそ出来たこと。
個人的には、
社会人としての最低限のマナーやルールを学ぶ。
指導経験を積む。指導を学ぶ。
学んできたことを母国語でアウトプットしていく。
通訳やリエゾンとして仕事をする。
といったところでしょうか。
自分が「どこの国の人間か」というのは切っても切り離せません。
海外に出て日本人であることを強く感じるというのは、例外なく僕もそうでした。
だから良いところも悪いところも知っておく必要があります。
それがわかればわかるほど他国の文化を理解したり、受け入れたり、興味を持つことができるのです。
また新たな出発に向けて、
自分の中の日本人をアップデート
したような、そんなところが一番重要だったのかなと思います。
選択の話。
色んな人と関わることで多くの機会が。
色んな物を見ることで多くの情報が。
色んな話をすることで多くの気づきが。
そんなことを身をもって体験出来ました。
何を得るかは何を選ぶか。
当然ながらそうなんです。
何もしなければ何もありませんし、行動すれば何か起こります。
選択肢は誰しも平等にあって、どれを選ぶにしてもその人の自由なんですよね。
これってどれだけの人が気づいてるのでしょうか。
じゃあ自由だからって何をしてもいいのか。
それもそれで違います。
人に迷惑をかけないとか傷つけないとか道徳的なルールがある中での自由です。
どの選択が1番か。それは誰にもわかりません。
だけど、選んだものがその人にとって現実的な理由にしても感覚的な理由にしても面白くて人生が豊かになるならいいんじゃないかと思います。
間違ったとしても否定をせずにアドバイスをもらい、失敗しても学べばいいんじゃないでしょうか。
ネガティブなことを考えて、悩んで何もしないでいるほど時間はないです。
同じ時間を過ごすなら少しでもワクワクしていたいですよね?
だから、やっぱり人生でもその瞬間瞬間に良いと思った選択を続けていきたいし、楽しんでいたい。
と、改めて感じました。
フットボールを通じてなのか、
人生経験を通じてなのか、
どちらにしてもやっぱり通じるものがあるんだなと気付けました。
続く。