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とうとう予定していたイタリアでの24週間の生活が終わりました。
2月10日(土)から3月9日(金)までの最後の4週間での気付きを振り返ります!
発信
携わっているチームでの練習、そしてSNSの使い方。
この2つに共通して学んだのは、どんどん発信すること。
チームの練習に関しては、自分自身の語学力・選手の能力・コーチとの信頼関係・選手とコーチ間の雰囲気を理解するなど色々な目的や理由で最初の3ヶ月は「観察」を主にしていました。
なので練習を年明けから見始めたこともスムーズに行ったと思います。
ただやはり練習では共通理解の上、行う必要があります。それには言葉が大事です。
最初は説明も簡単なもので練習を行っていましたが次第に、なんの為にやるのか?同じ認識を持っているのか?がどうも揃っていないと感じるようになったので、個人的にテーマを設けました。
ミニボードやデモやボディランゲージなどあらゆる手段でやるべきだと思う理由、テーマに関しての意見などを交換しあってから練習を開始することに。
やはりこの方が内容も強度も充実感も高くなります。
当たり前の事のようですが、他のコーチは口だけの説明で全て終わらせていたので、この大切さを痛感しました。
これとSNSはよく似ています。
例えばTwitter。
最初は色々な人の意見を観て参考にする=観察、だけで充分だと思っていました。
しかし、練習と同じくもっと良いように活用することができます。
自分が何を思っているのか、何故そう思うのか。発信し続け、共感してくれる人はついてきてくれます=フォロワー。
フォロワーを増やすだけのためには何も意味がないと思いますが、発信をして意見交換を交わせる相手が増える事によって考えが精錬されていったり、新しい物事の捉え方を学ぶことができます。
とはいえ使い方や適応の方法によっては色々な可能性があるSNSはまだまだ未知数なので、使いながら理解を深めるしかないですね。
時間の価値
24週間。
約6ヶ月。
本当に、アッ!、という間でした。
今まで1年から3年の期間で次の舞台へと移っていたので、名残惜しさと充実感が程よく混ざった感覚です。
ただこれだけ短い期間でも沢山の事を学び、発見し、身につけました。
特にイタリア語という全く新しい言語の0からのスタートは、自分でも成長をとても実感しやすかったです。
言語を身につけると同時に高まるあらゆる物事への理解度は、とても楽しく「言葉を学ぶ」醍醐味だなと感じます。
だから今回の留学での1番の収穫は、どれだけ短い期間でも人は多いに成長することは可能で、尚且つ難しい時期にやった分そのまま後に返ってくる。ということ。
もちろん長期的にでしか身に付かないことはあるので、そこを見極めて今大事でやるべき事と向き合って、自分に与えてあげるという条件付ではあります。
さて“予定”は終わりましたが、フットボール同様ここからはアディショナルタイム。
どのような形でこのイタリア旅を終えるか。
その様子はまた帰国してから報告します!
それでは!