Through Football

世界の"フットボール"を通してJAPANESE STANDARDを考えていきます。

働く>生きる?

 

GWにも入り、大型連休を楽しみ始めてる人が多いと思いますが、みなさん何をして過ごしていますか?

 

少なくともひとまず仕事から離れていることでしょう。

 

今日はそんな「仕事」で感じた違和感をお話しします。

 

 

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帰国してかれこれ4週間経とうとしています。

 

半年振りに色々な方に会いましたが、さすがに久しぶりな感じもせず(笑)

 

1週間もグダグダしていると体も慣れてくるので、早速仕事を始めました。

 

1つは以前もお世話になっていたフットサル場の施設の受付。

 

そしてもう1つは飲食店のウェイターです。

 

そう、要するにバイトを掛け持ちしている状態

 

知り合いの人に「今何してるの?」と聞かれたり、バイト先の人と話す内に「何でここに来たの?」なんて聞かれる事も多いです。

 

そんな質問に答えていても、日本で自分がやっていることの異質さを自分自身感じずにいられません。

 

だって、みんな定職について毎日朝から夜まで働いている年齢。それが普通でしょ??

 

仕事って何?

 

僕はこのバイトとかパートとか派遣とか契約社員とかいう肩書きにずっと違和感を感じていました。

 

結局はどんな仕事も仕事には変わらないからです。

 

雇用形態なんて本人が知っていれば良くて、それが呼び名であるとか扱いが変わったりするってちょっと変ですよね。

 

指導者という仕事もそうです。

 

イタリアに行く前は、ほぼボランティアのような外部指導者として中学校に行ったり、バイトよりちょっと良い条件でスクールのコーチをやったりしましたが、態度や仕事の姿勢をわざわざ変えるようなことはありませんでした。

 

子供たちからすれば、コーチはコーチです。

 

また仕事仲間から見ても同じ仕事仲間なのです。

 

熱意を持って相手を思いやる。それが仕事なんだと思います。

 

なんのための仕事なのか。

 

以前メモのように海外と日本の違いについてこのようなツイートをしました。

 

 

今までの留学で経験して、今つくづく感じるのはいかに人生を楽しむか

 

そういった意味では、何不自由なく健康に生活が出来て、かつ自分のやりたいことをやれているだけで充分幸せなんです。

 

だけど、その幸せを続けるにはやっぱり夢を追いかける必要があるし、逃げられないように必死にくらいついていくように努力しなければいけないと僕自身は思います。

 

ブラック企業なんて言葉はもう定着しましたが、最近ではスポーツでも「ブラック部活」などという意味のない過酷な運動量や練習を選手に課す部活を指す言葉が出てきました。

 

要するに元々この国では耐えることが美徳であって、それによって人間ができると信じている人が今もまだ日本の中枢にいるのでしょう。

 

もちろんある程度の我慢や忍耐力はあって然るべきだと思います。

 

だけどそれが普通になってしまい、耐えすぎてしまうが故に自分の限りない人生までを犠牲にしてしまってないですか?

 

ただただ耐えるだけ、というのは非常にもったいないと思います。

 

働き方が多様になってきた時代、好きな事を始めてみるのも遅くはないはずです。

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